赤江かふお展『愛の軌跡—銀座三章』


【赤江かふお展「愛の軌跡—銀座三章」のご案内】

アーティスト・赤江かふおが、2025年春、銀座の三つの会場を舞台に『愛』をテーマとした個展を開催いたします。
本展『愛の軌跡—銀座三章』は、幻想的な愛、日常の愛、官能的な愛という三つの異なる視点を通して描き出された作品群で構成され、訪れる皆様に新たな発見と感動をお届けします。

【展示概要】

◎ 第一章「愛のともしび、幻想のあなた」
•会期:2025年3月25日(火)~4月6日(日)
※急な人手不足により急遽初日は水曜26日からとなります。お気をつけ下さい。
•会場:月光荘サロン「月のはなれ」(東京都中央区銀座8丁目7-18 月光荘ビル5階)
•営業時間:平日17時~22時30分/土日11時~22時(※定休日:月曜・火曜日/3月30日のみ貸切営業)
•お問い合わせ:03-6228-5189

【内容】
幻想的な光と色彩を通じて「愛の儚さ」を描いた作品群を展示します。キャンバス画、デザイン画、版画、水彩など多彩な技法で展開される、アートの楽しみを気軽に味わえる空間です。会場は飲食も楽しめるサロン形式で、作品とともにゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

全作品展示販売、オリジナルグッズも多数ご用意しております。お見逃し無く!

▼第二章「愛のくらし、同棲物語」
•会期:2025年3月31日(月)~4月6日(日)
•会場:月光荘画室2(東京都中央区銀座8丁目7-18 月光荘ビル1階)
•営業時間:11:00~18:00

日常に息づく愛を描く『同棲物語』シリーズを中心に展示。文学と絵画の融合で、現代の男女の愛の多面性をお楽しみいただけます。会場では、月光荘の歴史や花椿通り周辺に関連した作品群も展示します。

【特別イベント】
•4月5日(土)13:30頃〜:赤江かふおと奥村薫による朗読会(ドネーション式、入場制限なし)
•16:00~:ドラマー・山田邦喜を交え、シアトルより来日いただいた舞踏家でありエンジニアの奥村薫による舞踏および参加型ワークショップを開催。是非貴重な機会をお見逃し無く。(参加費3,000円)

お問い合わせ:03-3572-5605

ゲストプロフィール

●奥村薫(Kaoru Okumura

日本生まれ、シアトル在住の舞踏家。1970年代から舞踏のファンであり、1993年にアスベスト館主催の「コーパスとしての身体」ワークショップにて、元藤燁子、大野父子などから舞踏を習う。ワークショップ公演で初のパフォーマンスに出るも、その直後に怪我により舞踏を中断。1998年に渡米、2008年にシアトルの地元舞踏家とともに活動を再開。現在はソロをメインに主にシアトルで活動中。年間10~20公演(ソロ、グループ公演、即興などを含む)に出演。また毎年シアトル舞踏フェスティバルを共同主宰している(2024年までに計14回)。また自らエンジニアとして日本IBM、シアトルに移住後はマイクロソフト、Google社によるAIの可能性を探る舞踏アートのプロジェクトにも参加するなど、舞踏表現に対し非常に挑戦的な姿勢で様々なコラボレーション展開を行う。

●山田邦喜 (Kuniyoshi Yamada)

ドラマー。名古屋市出身。音楽業界から何度も失踪しており、故にプロフィールやキャリアを持っていない。「詩とはたった一人の人に投げかける言葉である」という石原吉郎(詩人)の言葉を大切にし、自分の演奏もそうありたいと思っている。
Q.あなたの音楽は『何』ですか?
A.ミューズへの捧げもの
何者にも縛られないドラムの心打つ演奏、コラボレーションを得意としたアーティスト。

▼第三章「愛のうごき、えろちかの追求」
•会期:2025年4月7日(月)~4月20日(日)
•会場:伽藍bar(東京都中央区銀座6丁目4-8 曽根ビルB2F)
•営業時間:17:00~23:30

官能的で妖艶な愛をテーマにした大胆な作品を展示。銀座の地下のバー空間を利用し、かつての秘密倶楽部を再現したような非日常の愛の世界へと誘います。特別イベント日には、緊縛師・有末剛(団鬼六等の映像作品で多数活躍)、舞踏家・奥村薫、パフォーマーとしての赤江かふお本人による豪華イベントも開催。14日は1部マル秘作品に入れ替え、赤江が影響を受けた貴重な40年代〜50年代の雑誌などを持ち込み。こちらは通常料金でご覧いただけます。

【特別イベント1】
•開催日:4月7日(月)
• 参加方法:要予約・限定10名
TIGET現在準備中。
SNSのDMでももちろん受け付けています。
混雑状況などは赤江のX(Twitter)の@KAFUOをご覧ください。
•日時:4月7日(月) 17:00~
•出演:有末剛(緊縛師)、奥村薫(舞踏家)、赤江かふお(パフォーマンス)
•参加費:10,000円(ドリンク代別)

ゲストプロフィール
●有末剛(Go Arisue)

80年代初頭に緊縛師としてデビュー、以後数多くの雑誌や映画で緊縛を担当。「夜の学校」の定期開催の他、国内外で精力的に緊縛ワークショップを開催し、緊縛指導書などの制作も行う。近年は他分野のメディアやアーティストと積極的にコラボレーションを図り、芸術性の高い独自の緊縛世界を展開。音楽家・沢田穣治とのユニット「東京縛音舞」を筆頭に、活動の幅を広げながら緊縛の可能性を模索し続けている。
有末剛はこう語る。「緊縛とは抱きしめること」縄を介した刹那の語らいは、対象者が内包した世界と、語ることが叶わぬ言葉を世に送り出す。そこに現れる人の姿の美と儚さ、そして官能は見る者を魅了せずにはおかない。自らは黒子に徹しながらもその存在そのもので空間を支配する。一瞬にして空気の色を変え、縄を持たぬまま空間すら縛める。ステージのみに留まらず、近年ますます有末剛の活動は活発である。1987年公開すずきじゅんいち監督・石井隆原作「赤い縄 果てるまで」にて緊縛監修を務めて以降、多くの石井隆監督作品において緊縛監修、また出演。近年では、2013年9月公開の壇蜜主演映画『甘い鞭』において緊縛と出演。2014年、テレビドラマ「トクボウ」の緊縛監修の他、第1作より緊縛を施している映画「花と蛇」シリーズの新作「花と蛇ZERO」が5月公開。緊縛監修を務めた友松直之監督作品「緊縛絵師の甘美なる宴」が9月公開。小説「おやじ男優 Z 」が池島ゆたか監督作品として映画化され10月より上映・順次公開。「緊縛師A 恍惚と憂鬱の日々」(太田出版刊)など、軽妙な語り口の著作は可笑しさがありながら人の悲しみと営みを描くものが多く、人々の共感を呼んでいる。

【特別イベント2】
•開催日:4月14日(月)
• 参加方:通常営業通り
•時間:4月7日(月) 17:00~
1部作品を入れ替え、赤江に多大な影響を与えた大正から戦前、戦後の変態性欲専門雑誌やかつての男性向け艶画集の通販作品を持ち込み、(皆様からの持ち込みも大歓迎です)自由読書やそれに関して赤江と気軽とお話しも出来る、また気になる箇所についてスマホでの撮影も可能。

お問い合わせ:03-3289-3600

※第三章は官能的な内容を含むため、未成年者や苦手な方のご入場はご遠慮ください。

 

【アーティストプロフィール】
赤江かふお(Kafuo Akae)

昭和60年(1985年)11月29日生まれ。京都市出身、横須賀在住。
幼少期より下鴨神社や古本文化に親しみがあり、奇譚クラブや風俗奇譚を絵本のように愛しながら育つ。京都よーじや(国枝商店)、京都造形芸術大学情報デザイン学科を経て、京都SM倶楽部傀儡堂(祇園バルバラ)にて、緊縛師として西のドンと呼ばれ名高い龍崎飛鳥女王様に師事を仰ぎドミナントに。絵画、脚本、身体パフォーマンスなど幅広い表現活動を展開中。

【芸術書刊行のお知らせ】
本展に関連する作品は、アトリエサードより画集刊行が予定されています。続報をおたのしみに!

【詳細・お問い合わせ】
yaoyorozukikaku@gmail.com

皆様のご来場を心よりお待ちしております。